あべ・やすしの本、論文、研究報告、翻訳など


2006 「漢字という障害」ましこ・ひでのり編『ことば/権力/差別─言語権からみた情報弱者の解放』三元社、131-163ページ


2010 かどや ひでのり/あべ やすし編『識字の社会言語学』生活書院


2012 「漢字という障害」ましこ・ひでのり編『ことば/権力/差別 [新装版]─言語権からみた情報弱者の解放』三元社、131-163ページ


2013 「情報保障と「やさしい日本語」」庵功雄(いおり・いさお)/イ・ヨンスク/森篤嗣(もり・あつし)編『「やさしい日本語」は何を目指すか─多文化共生社会を実現するために』ココ出版、279-298ページ


2014 「情報のユニバーサルデザイン」佐々木倫子(ささき・みちこ)編『マイノリティの社会参加─障害者と多様なリテラシー』くろしお出版、156-179ページ


2015:単著『ことばのバリアフリー 情報保障とコミュニケーションの障害学』生活書院


2015 「これからの日本語を構想する─ことばのバリアフリーの視点から」神吉宇一(かみよし・ういち)編 『日本語教育 学のデザイン─その地と図を描く』凡人社、194-195ページ


2019 「ことばのバリアフリーからみたピクトグラムと〈やさしい日本語〉」庵功雄(いおり・いさお)ほか編『〈やさしい日本語〉と多文化共生』ココ出版、193-209ページ


2020 「観光と言語のバリアフリー」山川和彦(やまかわ・かずひこ)編『観光言語を考える』くろしお出版、153-169ページ


2023:単著『増補新版 ことばのバリアフリー 情報保障とコミュニケーションの障害学』生活書院

論文

researchmap(リサーチマップ):あべ やすし(外部リンク)


2002 「漢字という障害」『社会言語学』2号、37-55ページ、「社会言語学」刊行会、日本語


2003 「日本で漢字点字がつくられた社会的背景の批判的考察」『特殊教育ジャーナル:理論と実践』4(1)、115-127ページ、頭脳韓国21 特殊教育 教育・研究団、朝鮮語、PDFファイル(609kb)


2003 「てがき文字へのまなざし─文字とからだの多様性をめぐって『社会言語学』3号、15-30ページ、「社会言語学」刊行会、日本語


2003 「ろう者の言語的権利をめぐる社会言語学的研究」 韓国 テグ大学 特殊教育学科 修士論文、64ページ、朝鮮語、PDFファイル(613kb)


2004 「ろう者の言語的権利の理論的考察」『言語治療研究』13(1)、63-78ページ(キム ビョンハとの共著)、 韓国 言語治療学会、朝鮮語


2004 「文字のよみかきをめぐる差別(1)─識字運動をかんがえる」『人権21・調査と研究』8月号、35-42ページ、岡山部落問題研究所、日本語(2008年版「識字運動をかんがえる」


2004 「漢字という権威『社会言語学』4号、43-56ページ、「社会言語学」刊行会、日本語


2005 「識字と人権─人間の多様性からみた文字文化」『人権と社会』創刊号、31-44ページ、岡山人権問題研究所、日本語


2006 「均質な文字社会という神話─識字率から読書権へ『社会言語学』6号、127-141、「社会言語学」刊行会、日本語


2009 「言語という障害─知的障害者を排除するもの『社会言語学』9号、233-251ページ、「社会言語学」刊行会、日本語


2010 「日本語表記の再検討─情報アクセス権/ユニバーサルデザインの視点から『社会言語学』10号、19-38ページ、「社会言語学」刊行会、日本語


2011 「情報保障の論点整理─「いのちをまもる」という視点から『社会言語学』11号、1-26ページ、「社会言語学」刊行会、日本語


2012 「漢字圏の手話の呼称と「規範化」の問題『ことばの世界』4号、9-21ページ、愛知県立大学 高等言語教育研究所、日本語


2012 「「識字」という社会制度―識字問題の障害学(2)『社会言語学』12号、21-33ページ、日本語


2013 「金融機関の窓口における代読・代筆について─公共性とユニバーサルサービスの視点から『社会言語学』13号、59-83ページ、日本語


2013 「社会参加のための情報保障と「わかりやすい日本語」―外国人、ろう者・難聴者、知的障害者への情報保障の個別課題と共通性」『社会言語科学』16(1)、22-38ページ(12人による共同論文)、日本語


2014 「言語学習のユニバーサルデザイン『日本語学』9月号、56-67ページ、日本語


2015 「漢字のバリアフリーにむけて」日本のローマ字社編『ことばと文字』4号、日本のローマ字社・くろしお出版、97-105ページ、日本語


2017 「調査報告 台湾の図書館とその周辺─日本の状況と対比して『社会言語学』17号、123-134ページ、日本語


2018 「調査報告 情報保障に関する韓国の法制度概観『社会言語学』18号、97-112ページ、日本語


2019 「情報保障における音声・動画メディアの活用をめぐって『社会言語学』19号、123-132ページ、日本語


2021 「日本の選挙制度における投票自書主義の問題『社会言語学』21号、55-79ページ、日本語


2022 「ことばの かたちを ひとに あわせる―時代の変化と日本語表記」日本のローマ字社編『ことばと文字』15号、日本のローマ字社・くろしお出版、101-108ページ、日本語


2023 「ことばの かたちを ひとに あわせる図書館サービス」『ことばと社会』編集委員会編『ことばと社会』25号、三元社、14-44ページ、日本語


学会発表/研究報告/講演

2003 「障害学からみた日本語表記」 2003年度 第19回 日本解放社会学会大会(3月23日)、日本語


2008 「識字のユニバーサルデザインにむけて―表記改革と文字情報サービスをめぐって」情報保障研究会 第1回 定例研究会(ましこ・ひでのり代表 日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究(C))課題番号:20530493 情報弱者のかかえる諸問題の発見とメディアのユニバーサル・デザインのための基礎研究)


2011 「漢字圏における手話の呼称問題」第9回 言語教育研究会(愛知県立大学高等言語教育研究所)8月11日


2011 「「多文化」の内実をといなおす」むすびめ講演会(むすびめの会(図書館と在住外国人をむすぶ会))9月11日


2011 「情報保障に必要なこと」シンポジウム「異文化現場のコミュニケーションをつなぐ」パネルディスカッション「ユーザと開発者間に必要なコミュニケーションとは?」多文化共生センターきょうと(第2回文化とコンピューティング2011協催イベント)10月22日


2012 「情報のかたちをその人にあわせる,人の手をかりながら.」『社会言語科学会 第30回大会発表論文集』156ページ(社会言語科学会 第30回 大会 ワークショップ1「だれもが参加できる公正な社会をめざして―情報保障とコミュニケーション「当日資料」 9月1日)→「報告 第30回研究大会ワークショップ だれもが参加できる公正な社会をめざして一情報保障とコミュニケーション」『社会言語科学』15(2)、86-92


2013 「社会がうみだす情報弱者―ことばのバリアフリーにむけて」『日本言語政策学会 第15回記念大会 予稿集』69-73ページ(第2分科会「障害とコミュニケーション―社会がうみだす情報弱者の視点を中心に」6月2日)


2014 「言語的マイノリティをめぐる情報・コミュニケーションの課題」『社会言語科学会 第33回大会発表論文集』209-211ページ(シンポジウム「言語的マイノリティーへの情報保障」3月15日)→「報告 第33回研究大会シンポジウム 言語マイノリティーへの情報保障」『社会言語科学』17(1)、142-148(担当箇所は143-144ページ)


2014 「漢字のバリアフリーにむけて」シンポジウム「日本語表記と漢字の功罪」日本のローマ字社)10月25日


2015 「情報障害としての基地騒音」第14回 情報保障研究会 3月29日


2015 「『ことばのバリアフリー』ということの意味」第15回 情報保障研究会 7月5日


2015 「バリアフリーの視点からみた多言語社会研究」第58回 多言語化現象研究会 10月3日


2016 「身体障害と図書館―移動だけでなく情報にもバリアがある」図書館総合展フォーラム2016 in 大分(障害者・本・図書館員をつなぐ図書館づくりのために)第2分科会ファシリテーター (「当日資料」) 9月5日


2016 「身体障害と図書館―フォーラムin大分第2分科会報告」第18回 図書館総合展「障害者・本・図書館員をつなぐ図書館づくりのためにII」「当日資料」映像あり)11月9日


2018 「ことばのバリアフリーと〈やさしい日本語〉『学習院女子大学主催シンポジウム〈やさしい日本語〉と多文化共生 予稿集』103-108ページ(パネルディスカッション5「障害を持つ人と〈やさしい日本語〉」2月18日)


2019 「ことばのバリアフリーと〈やさしい日本語〉」 公開シンポジウム「〈やさしい日本語〉とその関連領域」一橋大学 2月8日


2020 「日本の選挙制度の問題―投票用紙はどのようによみかきされているか」第24回 情報保障研究会 3月29日


2022 「履歴書と人事採用の差別論―性別、見た目、てがき文字、学歴などを判断基準にさせないために」第28回 情報保障研究会 3月26日


2023 「ことばと差別―たとえばカタカナの使い方についてヒューライツ大阪 第12回じんけんカタリバ 2023年9月25日


エッセイや記事

2009 「それでもいい。だいじょうぶ。」青春学校穴生(あのお)中学校夜間学級事務局編『青春学校』第15集(青春学校開校15周年記念号)、127-128ページ、日本語


2010 「民族教育を平等に」(ブロガーズ@io)『月刊 イオ』5月号(特集「差別なき高校無償化を!」)、40-41ページ、日本語


2010 「西日本入国管理センターへの面会活動に参加して」『むすびめ2000』第72号(在日外国人と図書館をむすぶ会(むすびめの会)会報)、31-34ページ、日本語


2011 「「多文化」の内実をといなおす(1)」『むすびめ2000』第77号(在日外国人と図書館をむすぶ会(むすびめの会)会報)、5-13ページ、日本語


2012 「「多文化」の内実をといなおす(2)」『むすびめ2000』第78号(在日外国人と図書館をむすぶ会(むすびめの会)会報)、45-50ページ、日本語


2015 「識字社会は差別と排除をうみだす。しかし同時に、文字情報は人権を保障する社会資源でもある。」『αシノドス』190号(2015年9月15日 配信)


2018 「多文化で便利快適―台湾の図書館をまわって」『むすびめ2000』第103号(図書館と多様な文化・言語的背景をもつ人々をむすぶ会(むすびめの会)会報)、11ページ、日本語


2021 「ましこ・ひでのり氏(1960-2021)の逝去に際して「ましこさんと、わたし、そして『社会言語学』誌の21年」」『社会言語学』21号、222-223ページ、日本語


2023 「言語差別について『国際人権ひろば』No.172号(2023年11月号)ヒューライツ大阪、12-13ページ、日本語


書評/紹介

2012 「〈まるちいんふぉぼーど〉角知行著『識字神話をよみとく―「識字率99%」の国・日本というイデオロギー』明石書店、2012.9」『むすびめ2000』第81号(在日外国人と図書館をむすぶ会(むすびめの会)会報)、32ページ、日本語


2013 「〈まるちいんふぉぼーど〉『社会言語学』12号(XII)」『むすびめ2000』第82号(在日外国人と図書館をむすぶ会(むすびめの会)会報)、38ページ、日本語


2014 「〈まるちいんふぉぼーど〉読書案内:日本の多言語状況について」『むすびめ2000』第86号(在日外国人と図書館をむすぶ会(むすびめの会)会報)、47-48ページ、日本語


翻訳

クァク・ジョンナン 2006「文学にみる障害者像-映画化された『マラソン』『ノーマライゼーション』6月号、48-51ページ、朝鮮語→日本語


チョン・ウン 2008 「(ディス)コミュニケーションにおける対話的アプローチの重要性」『社会言語学』8号、111-132ページ、朝鮮語→日本語


再録

2011 『社会言語学』別冊1「情報弱者のかかえる諸問題の発見とメディアのユニバーサル・デザインのための基礎研究」、「社会言語学」刊行会、日本語

2016 『社会言語学』別冊2「情報弱者むけユニバーサル・デザイン具体化のための基礎的研究」、「社会言語学」刊行会、日本語

 「金融機関の窓口における代読・代筆について―公共性とユニバーサルサービスの視点から」167-191ページ


れんらくさき: abe.yasusi@gmail.com (ぬきずり、雑誌の現物、テキストファイルなど、ご要望があればご連絡ください。)


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