あべ・やすし 2004 「漢字という権威」『社会言語学』4号、43-56ページ
もくじ
はじめに
1. 「漢字=表意文字」という神話
1.1. 「表意文字」とは、なにか
1.2. 表意文字論の起源
1.3. 表意文字という用語の問題点
1.4. 脳は漢字をどう処理しているのか
1.5. 漢字かなまじり文は、はやくよめるという主張
2. 「日本語=漢字かなまじり文」という誤解
2.1. 言語と表記の関係
2.2. 漢字かなまじり文への愛着
3. すずき・たかお(鈴木孝夫)の漢字論
3.1. 漢字はわかりやすいか
3.2. 学術用語の問題
3.3. 日本語には同音異義語がたくさんあっても「しかたがない」のか
3.4. 差別的な「日本語=テレビ型言語」論
4. 漢字の権威とはなにか
4.1. 漢字の「カセット効果」と翻訳語
4.2. 表面的な漢字の権威
おわりに
参考文献
あべ・やすし (ABE Yasusi)
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