多文化社会とコミュニケーション
第3回 スライド教材(HTML版)「日本の多文化を理解するために―「外出自粛」のなかで、なにができるか」 - あべ やすし


PDF版

1. 検索のコツ

ウェブを検索するコツ

フレーズ検索をすると、検索結果が限定される。ほしい情報が入手できる。

言語学習にも活用できる。歌詞の検索などにも便利。本や論文の題名を検索する場合にも。


たとえば、 "ことばのバリアフリー" -あべ

→あべの他にだれがどんなふうに 「ことばのバリアフリー」を議論しているか確認できる。

2.データベースで検索する

研究につかえるデータベース:本の検索

それぞれ特徴があるので、すべて活用するといい。


研究につかえるデータベース:論文の検索

それぞれ特徴があるので、すべて活用するといい。


研究者にもSNSがある(?)

ウェブサイトを運営している研究者はそれほど多くない。上記の2つで論文を公開している研究者はそれなりにいる。
→「研究者名 researchmap」「研究者名 academia」で検索


最近は、ウェブからアクセスできる論文が豊富にある。書籍は購入するか図書館を利用する必要があるが、論文であれば無料で読める場合が多い。


たとえば京都府立図書館が「新型コロナウイルス感染症に関する情報提供」というウェブページで、
「■学習支援」
「■電子書籍等の期間限定無料公開
「■無料で利用できる電子書籍等サイト」
なども紹介している。https://www.library.pref.kyoto.jp/?p=21767

3.アルゴリズムに紹介してもらう

たとえば、YouTubeは動画をあれこれ見ていくうちに関連する動画が提案されるようになる。
検索のように、自分で情報をさがすのも大事であるし、アルゴリズムに関連情報を紹介してもらうこともできる。

まとめ

いずれにしても、情報の質はピンキリ。でてくる情報を「うのみにする」のではなく、その妥当性を自分で判断する必要がある。
・事実関係
・根拠があるか、論理的であるか
・情報の出典の信頼性に注目し、自分なりにチェックをする必要がある。
そうしないと、算数の計算さえできればデマだとわかるようなデタラメを信じてしまうことになる。

「多文化」とか「多文化共生」などのような漠然としたキーワードで検索するのではなく、もっと焦点をしぼって、具体的にキーワードを設定するとよい。


たとえば、「多文化 保育」「多文化 ソーシャルワーカー」など。

それはつまり、自分がなにに関心があるかということ。具体的なテーマや問題意識をもつことで、検索する用語も明確になる。


具体例:サイニーで 「多文化共生」を検索し、日本で「多文化共生」という語がいつごろから議論されてきたのかをチェックする。


「多文化社会とコミュニケーション」(金曜3限・4限)

専用ウェブサイト:http://hituzinosanpo.sakura.ne.jp/tabunka2020/

メール:abeyasusi@gmail.com


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