第18回 図書館総合展 パシフィコ横浜
障害者・本・図書館員をつなぐ図書館づくりのためにII
2016年11月9日
http://hituzinosanpo.sakura.ne.jp/ty.html
(報告資料全文)
身体障害といってもいろいろ
経験もいろいろ
就学猶予、就学免除によって学校教育を(ほとんど)受けていない場合も
養護学校が義務教育の対象になったのは1979年
ちょうどいい机の高さも、人それぞれちがう
これまでの学校教育は、人を型にあてはめてきた
バリアフリーとは、均質性からの脱却
そこで必要になるのは、
モノのかたちに人をあわせるのではなく、人にモノのかたちをあわせる
具体例(1) マウスやキーボードが使えない人
具体例(2) 文字の読み書きが苦手な人
音声入力、読み上げはスマートフォンやタブレットでもできる
スイッチも安くなってきた
実践例(1)
三重県立図書館
http://www.library.pref.mie.lg.jp/?page_id=83
実践例(2)
岡山市立図書館
http://www.city.okayama.jp/kyouiku/chuotoshokan/chuotoshokan_00134.html
実践例(3)
韓国国立障害者図書館
実践例(4)
韓国ソウル図書館 障害者資料室
※日本はメーカーによって充電方式がことなる。
抜き差しバッテリー式、コンセント式
移動面の例 ノンステップバスの運行状況は?
提案 ホームページの工夫
トップページから障害者サービスのページにワンクリックで移動できるようにする。
提案 ホームページの工夫
交通アクセスとして、最寄り駅にエレベーターがあるか、ノンステップバスで来館できるか明記すること
提案 身体障害者がつかえる補助具をおく。
展示する、講習会をひらく。参考文献
・『月刊ノーマライゼーション』2016年4月号
特集「コミュニケーション支援機器」
・『難病と在宅ケア』2016年2月号
特集「筋神経系疾患のコミュニケーション支援の実際」
・日向野和男(ひがの かずお)
『重度障害者用 意思伝達装置操作スイッチ 適合マニュアル』
三輪書店、2016年
・東京都立障害者IT地域支援センター
http://www.tokyo-itcenter.com
(「常設展示一覧」のページ)
(2016年 11月8日 掲載)
あべ・やすし (ABE Yasusi)