※このページで紹介する写真はすべて、あべが撮影したものです。
たべものについての情報は、非常に重要なものです。食品アレルギー、宗教上の規定や自分なりの主義主張や生活スタイルなどで、たべるもの/たべないものを線引きしている場合があるからです。砂糖がいいという人もいれば、砂糖ではない人工甘味料をえらぶ人もいます。動物性のものをさける人、特定の動物をさける人もいます。そのため食品表示を観察してみると、さまざまな文化のありかたが見えてきます。たとえば、ベジタリアンの人口が多い地域では、菜食か非菜食かを明確に表示している場合があります。
写真1:台湾の朝食屋。台湾では一般的なセルフサービス。台湾では菜食のことを「素食」という。肉食を「葷食」という。この店では「素」と「葷」が区分されている。
写真2:コンビニの肉まんなど。ピクトグラムで表示。
写真3:関西国際空港。フードピクトの導入例。ピクトグラムの種類が少ないため、タコもサカナのピクトグラム。
写真4:京都タワー地下1階。ドーナツ屋。これもフードピクト。
写真5:京都の食材店にて。動物性食品やアルコールを使用していないことを肉類のフードピクトに斜線をして表示。
写真6:愛知県立大学の食堂。ピクトグラムでも食品表示。
写真7:おなじく愛知県立大学の食堂。
写真8:愛知県立大学の食堂で使用しているピクトグラムについての案内。学食どっとコープ「大学生協のこだわり」というページでも掲示されている。
写真9:愛知県立大学の売店にて。ピクトグラムでも食品表示。
写真10:宮城県松島。津波についての避難案内。2012年撮影。
写真11:静岡県浜松市。津波についての避難案内。
写真12:韓国の避難所案内。ピクトグラムが日本とことなる。
写真13:韓国の避難所案内。
写真14:韓国の避難所案内。
写真15:京都駅ちかくの公衆トイレの男性トイレのピクトグラム。赤ちゃんのオシメを交換する台があるという案内。
写真16:韓国ソウルの地下鉄。どの駅にどんな施設があるかを表示。ここでの赤ちゃんのピクトグラムはなにを意味するか。
写真17:名古屋駅ちかくの家電量販店の「だれでもトイレ」。車いすマークとレインボーマークが。
写真18:韓国テグの地下鉄にて。韓国の車いすマークは躍動的。
写真19:京都の電信柱に。安全運転の呼びかけ。英語や絵を見るだけでは意味がわからない。
写真20:京都の観光地「花見小路」。絵だけの表示が話題になった。舞子さんをさわったりしないこと、飲食しないことなどを表示。
写真21:花見小路。人でにぎわい歩行者天国のように見えるものの、車が通過する。「道路の右側を歩いてください。」を4言語とピクトグラムで。
「多文化社会とコミュニケーション」(金曜3限・4限)
専用ウェブサイト:http://hituzinosanpo.sakura.ne.jp/tabunka2020/