多文化社会とコミュニケーション—多文化の視点からみた日本社会
愛知県立大学 2020年度 前期(金曜 3限・4限) ※遠隔授業
あべ やすし
abeyasusi@gmail.com
配布資料(PDFもしくはePub/html)
動画資料 題名一覧(非公開、ユーチューブ)
- 「担当教員から最初のあいさつ」「たとえば大学文化について」「3限 ライブ配信」「4限 ライブ配信」
- 「たとえば合成音声について」「3限 ライブ配信」「4限 ライブ配信」
- 「日本の多文化を理解するために―「外出自粛」のなかで、なにができるか」「3限 ライブ配信」「4限 ライブ配信」
- 「カテゴリーの呼称問題と線引き問題」「3限 ライブ配信」「4限 ライブ配信」
- 「入居差別について」「3限 ライブ配信」「4限 ライブ配信」
- 「デカセギ、移民、海外駐在」「3限 ライブ配信」(4限のライブは配信失敗)
- 「言語の呼称とアイデンティティ」「3限 ライブ配信」「4限 ライブ配信」
- 「医療通訳の目的とは」「3限 ライブ配信」「4限 ライブ配信」
- 「3限 ライブ配信」「4限 ライブ配信」
- 「3限 ライブ配信」「4限 ライブ配信」
- 「レイシズム、ヘイトスピーチ問題の過去と現在」「3限 ライブ配信」「4限 ライブ配信」
- 「ことばのバリエーションにどうむきあうか」「4限 ライブ配信」(3限のライブは配信失敗)
- 「特別編」「3限 ライブ配信」「4限 ライブ配信」
- 「社会のなかの履歴書」
- 「たとえば面会制限について」「3限 ライブ配信」「4限 ライブ配信」
参考になるサイト/ページ
参考になる論文
関連動画/映画
みなさんへのメッセージ(必要に応じて修正します)
- ツイッター(abeyasusi)でも説明していきます。みなくても問題は生じません。アカウントがなくても読めます。
- 愛知県立大学「感染症流行に対応した遠隔授業」の説明もチェックしておいてください。
- 全角文字と半角文字:全角文字は、2byte(バイト)文字ともいいます。それに対して、半角文字は1byte文字です。たとえば、あいうアイウ漢字「abc、。などは一文字で2バイトです。abcd1234",.などは、一文字で1バイトです。「バイト」はコンピュータであつかうデータの単位のひとつです。半角カタカナというのもあります。くわしくは検索するといいです。
- 基本的に、配布資料と動画資料、当日のYouTube配信(数十分)の内容、そこで紹介されたものの内容をうけて、自分なりにコメントを書いてください。紹介された学生のコメントを参考にしてください。提出しめきりは、土曜日の23時59分です。
- この授業にかぎらず、とくに心配するようなことはなにもありません。シラバスと配布資料などを理解して、いまの時点でできることをすればいいだけです。ほとんどの教員は、学生のおかれた状況に最大限配慮したいと思っていると予想します。わからないことは担当教員に質問すればだいじょうぶです。メールやユニパの「授業Q&A」で質問するといいでしょう。
- この授業の「課題」は、ユニパを通じてコメントを書くこと。「テストの練習」という課題をするときは、内容を具体的に指示します。課題(=コメント)はメールで提出しないでください。「メールで提出」という第1回のファイルをもっている人は削除し、あらためてファイルをダウンロードしてください。4月30日に第1回の配布資料を修正しました。すみません。
- 第1回の課題提出(つまり、ユニパでのコメント提出)は、5月8日から9日(23時59分)までに設定しました。「最小入力文字数」を400字、「最大入力文字数」を1000字に設定してみました。第2回からは様子をみて対応します。
- イーパブ(ePub)は、電子書籍のファイル形式。パソコンがない人には便利。パソコン使用者には必要ないかと。PDFを選択してください。
- 5月2日:課題(コメント)について。コメントは、学生個人がこれを書きたいということを書くという趣旨です。これを書いてないからダメだということはありません。ただ、内容が感想レベルにならないようにしてほしいということです。どんなコメントが「感想レベル」と判断されてしまうのかは、第2回以降につかめてくるかと思います。いいコメントは次週の配布資料で紹介するので。
- 5月2日:ePubファイルがダウンロードできない場合があっても、気にしないでください。PDFファイルと内容は完全に同じです。
- 5月2日:授業用のユーチューブチャンネルをつくりました。ライブ配信も可能です。ですが、基本的にユーチューブはオンデマンド型で、15分前後の動画教材を毎回アップしていく予定です。日本語字幕もつけます。チャンネルのURLはユニパで掲示します。
- 4月26日:第1回の授業は、新入生を対象にzoomで生配信をします(新入生限定とするのは、受講登録している学生が3限も4限も200人を超過しており、zoomは100人までの人数制限があるからです。ご理解ください)。zoomのURLとパスワードは、ユニパで新入生だけに連絡します。zoomのアカウントをつくる必要はありません。顔をだしたくない学生は顔をださなくてもいいです。生配信への参加は義務ではありません。配布資料は、毎回、かならずチェックし、課題(コメントや「テストの練習」)を提出してください。
- 4月17日:動画でのあいさつ(53秒、51.1MB)→音声を文字化したもの
- 4月11日:遠隔授業での実施となりました。毎回のプリントはPDFとePub(イーパブ)ファイルの2種類を提供します。内容はまったく同じです。スマホの画面でみる場合は、ePubのほうが読みやすいでしょう。文字の大きさを調整できます。プリントアウトするならPDFがいいでしょう。
- 3月26日:5日後の状況すら予想できない状態です。できるかぎり、外出しないように。2ヶ月くらい闘病生活をおくることになる場合もあるし、手をにぎることもできないまま家族と死別することもあります。家でも、学習はできます。ぜひ、世界を知る機会にしてください。
おおまかなテーマ
ひとつの地域のなかに、さまざまな文化が共存していることを多文化社会というならば、日本もまた多文化社会であるといえる。問題は、その内実であり、認識である。具体的にいって、それはどのような「共存」なのか、日本社会のありようは、どのように語られているのか。医療や図書館、食文化、性的少数者をめぐる社会制度の問題など、さまざまなテーマに注目しながら、社会のなかの文化、集団のなかの個人について議論する。他者に対する態度という視点から、日常のコミュニケーションのありかたをふりかえる。
予定
- 第1回 授業ガイダンス─カテゴリーとしての「文化」
- 第2回 ことばのバリアフリー(シラバスでは第9回の予定でしたが、第2回にします)
- 第3回 「多文化」はどのように語られてきたか
- 第4回 多数派には名前がない—関係の非対称性について
- 第5回 集団意識について—同化と他者化
- 第6回 人の移動と国籍
- 第7回 日本の多言語状況
- 第8回 医療通訳について
- 第9回 図書館の多文化サービス
- 第10回 多文化社会における食文化
- 第11回 ヘイトスピーチのさきにあるもの
- 第12回 ことばの規範と言語態度について
- 第13回 「コミュニケーション能力」ですって?
- 第14回 多文化社会における遠隔授業とテストのありかた(シラバスでは「遠隔授業」には言及していませんでしたが、追加します)
- 第15回 試験